社会保険労務士の報酬および年収を増やす・制御するために

社会保険労務士の年収は、顧問報酬というかなり恵まれたシステムの上に成り立っています。
それ以外にも、仕事の性質が味方していると考えられる点がいくつも見つかります。

・仕事の報酬額を、ある程度好きなように決定できる
社会保険労務士の業務ひとつひとつについて、地域ごとに報酬規定が存在します。全国社会保険労務士連合会が設定している基準があるのですが、その金額をベースに地域の社会保険労務士会が独自の基準を決めて発表していました。

しかしそれらの規定はある時期から、忠実に守るべきルールではなくなりました。それ以来、どこの社会保険労務士も、好きなように報酬額を決めています(それらの規定を参考に決めるケースは今でも多いのです)。

・報酬の値上げを規定に盛り込むことも可能
報酬の値上げについても、社会保険労務士には裁量権が存分に与えられている状態だといってよいでしょう。
もっとも報酬の値上げについては、当然契約している企業の意向に左右されますね。むやみに報酬を上げようとしても拒否的な反応を返されるのが関の山です。そこで鋭敏な社会保険労務士は、契約書の締結に当たって、値上げについても了承を得るすべを身に着けました。といっても込み入った手段ではないことがほとんどのようです。1年なら1年といった区切りの段階で報酬が少しずつアップするような規約を契約書に盛り込むだけでも、効果はわりと期待できるものです。少しずつではあっても、長期的な契約になればなるほど報酬はじわじわと上がっていくことになりますね。