社会保険労務士で報酬・年収以上のやりがいをさらに実感できる方法

過労死だけではありません。労働を巡る問題は他に山ほどあります。不当解雇、賃金の未払い、セクハラ、パワハラなど、特に労使間で起こる問題は今、最も大きな社会問題になっています。しかし、これら労使間の問題も社会保険労務士ならば、被害者の代理人として救済することができるのです。

私は、労使間の問題を解決できることによって、社会保険労務士で報酬・年収以上のやりがいをさらに実感できると思うのです。

もちろん、弁護士もこれら業務はできます。しかし、弁護士の場合、着手金として最低、30万円は必要です。「労働問題専門」の看板を掲げている有名弁護士ですと、100万円単位の料金がかかります。

さらに、弁護士のなかには、着手金だけを取って、「勝ち目はないから」と行政による紛争解決の手続を行う前にクライアントを諦めさせる悪質なケースもあります。弁護士にとってはそれほど儲からない仕事だからです。

その点、特定社会保険労務士は、労働紛争の代理人として専門に仕事をするのですから、一生懸命仕事をすることが期待されます。ただ、確かに社会保険労務士で報酬・年収を考えた場合、「弁護士ならば気が乗らないような仕事」と受け取れなくもありません。

しかし、これから社会保険労務士を目指そうとお考えの方は一度、考えてみてください。労使間の紛争は、景気の悪化と少子高齢化による経済の衰退で、今後、ますます大きな社会問題になっていくことは間違いありません。そんな問題を解決できる仕事を「社会保険労務士で報酬・年収はいくら稼げるのか」といったことだけで評価してしまってよいのでしょうか。私は決してそう思いません。

このような労使間の紛争を解決するための代理人になるには、特定社会保険労務士にならなければなりません。ただ、社会保険労務士ならば、特定社会保険労務士になるのは、それほど難しいことではありません。特定社会保険労務士については、次のページでご説明します。