社会保険労務士会に依存しないように注意!

社会保険労務士として開業したら、程度の差こそあれ、社会保険労務士会との関係は切っても切り離せません。
しかしながら、「社会保険労務士会の運営にどっぷりはまり過ぎるのは危険」といった噂もちらほらあり、一体どんなスタンスで社会保険労務士会と付き合うのが良いのか、判断に迷われるケースもあるのではないでしょうか。

ここでは迷える新人社会保険労務士に向け、社会保険労務士会とのほど良い付き合い方をご紹介したいと思います。

・思ったよりも収穫のない、社会保険労務士会への参加

社会保険労務士会の運営側として尽力するメリットに挙げられるのが、「収入につながる」「人脈ができる」等の魅力です。
定期的に行政協力が回ってくれば収入増につながるでしょうし、同業者間のネットワークだって会に顔を出していればおのずと形成されるでしょう。

しかしながら、ここで社会保険労務士会に対し、過度な期待を抱くのは危険です

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実際に都道府県社会保険労務士会に積極的に参加した経験から言えば、

■ 行政協力の報酬は高くない
■ 社会保険労務士会の仕事に一生懸命になり過ぎて、肝心な自身の事務所運営がおろそかになる
■ 若手の場合、駐車場整理や受付等、社会保険労務士業と関係の薄い業務に回されがちで、やりがいが感じられないことがある
■ 周囲は親切にしてはくれるが、どこかで“ライバル”といった意識が抜けず、落ち着かない
■ 「先輩から仕事を回してもらえる」等は皆無
■ 業界内のしがらみが垣間見られて、この世界で生きていくモチベーションが低下した

・・・等々、ちょっとネガティブな言葉ばかりが並びましたが、本当にそんな感じでした。
もちろん、これは私が当初から社会保険労務士会に対して期待を抱きすぎていたからに他なりません。
ボランティア気分で、「ちょっとでも良いことがあればいいや」程度の意気込みで参加しておけば、得られるものは大きかったと感じられるかもしれません。

・挨拶はしっかり、研修会等には欠かさず参加すること

少なくとも、これから事務所を成長させていこうという新人社会保険労務士であれば、どっぷり社会保険労務士会に浸かってしまうのは危険であると言えます。
そんな暇があるなら、自分の事務所のために創意工夫し、働くことが先決だと感じます

ただし、社会保険労務士会主催の研修会等はしっかり活用し、知識のブラッシュアップを図ることは欠かさないようにしましょう。
また、目上の先輩方への礼儀にも気を配っておくのが、いざという時のためだと思います。

なかなか距離感をつかむのが難しいところではありますが、要は、所属する社会保険労務士会を「上手く活用すること」
その一言に尽きるのではないでしょうか。